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有価証券報告書-第18期(平成29年1月1日-平成29年12月31日) 有価証券報告書等 | テレワークで日本を変える | Web会議・テレビ会議(TV会議)のブイキューブ

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(1)

【表紙】

【提出書類】 有価証券報告書

【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項

【提出先】 関東財務局長

【提出日】 平成30年3月29日

【事業年度】 第18期(自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日)

【会社名】 株式会社ブイキューブ

【英訳名】 V- c ube, I nc .

【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 間下 直晃

【本店の所在の場所】 東京都目黒区上目黒二丁目1番1号

【電話番号】 03- 5768- 3111(代表)

【事務連絡者氏名】 取締役CFO 大川 成儀

【最寄りの連絡場所】 東京都目黒区上目黒二丁目1番1号

【電話番号】 03- 5768- 3111(代表)

【事務連絡者氏名】 取締役CFO 大川 成儀

【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所

(東京都中央区日本橋兜町2番1号)

(2)

第一部【企業情報】

第1【企業の概況】

1【主要な経営指標等の推移】

( 1)連結経営指標等

回次 第14期 第15期 第16期 第17期 第18期

決算年月 平成25年12月 平成26年12月 平成27年12月 平成28年12月 平成29年12月

売上高 (千円) 2, 525, 113 4, 681, 406 6, 083, 621 7, 239, 838 6, 638, 220

経常利益又は経常損失(△) (千円) 263, 966 594, 946 179, 679 △ 197, 101 △567, 047

親会社株主に帰属する当期純

利益又は親会社株主に帰属す

る当期純損失(△)

(千円) 230, 273 261, 846 93, 752 △ 527, 480 △ 3, 035, 797

包括利益 (千円) 230, 345 384, 736 145, 627 △ 616, 384 △ 2, 837, 914

純資産額 (千円) 3, 757, 136 4, 400, 112 4, 601, 943 3, 979, 410 4, 213, 381

総資産額 (千円) 5, 030, 442 6, 257, 517 10, 156, 278 10, 502, 581 11, 091, 052

1株当たり純資産額 (円) 207. 73 223. 78 227. 72 186. 94 139. 12

1株当たり当期純利益金額又

は1株当たり当期純損失金額

(△)

(円) 17. 42 14. 33 5. 01 △27. 58 △152. 95

潜在株式調整後1株当たり当

期純利益金額

(円) 14. 14 13. 53 2. 67 − −

自己資本比率 (%) 74. 7 65. 5 42. 2 34. 4 30. 1

自己資本利益率 (%) 10. 4 6. 4 2. 2 − −

株価収益率 (倍) 106. 95 54. 71 202. 59 − −

営業活動によるキャッシュ・

フロー

(千円) 515, 111 △ 307, 157 582, 804 1, 300, 144 870, 375

投資活動によるキャッシュ・

フロー

(千円) △588, 177 △1, 508, 382 △ 3, 037, 240 △2, 142, 162 △ 2, 423, 085

財務活動によるキャッシュ・

フロー

(千円) 2, 537, 631 69, 114 3, 422, 019 867, 227 2, 870, 784

現金及び現金同等物の期末残

(千円) 2, 794, 263 1, 068, 644 1, 992, 429 1, 999, 291 3, 378, 266

従業員数

(人)

201 282 470 500 450

(ほか、平均臨時雇用人員) ( 13) ( 14) ( 18) ( 22) ( 17)

(注)1.売上高には、消費税等は含まれておりません。

2.第17期及び第18期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在しますが、親会

社株主に帰属する当期純損失金額であるため記載しておりません。

3.第17期及び第18期の自己資本利益率及び株価収益率については、親会社株主に帰属する当期純損失金額であ

るため記載しておりません。

4.従業員数は、当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出

(3)

( 2)提出会社の経営指標等

回次 第14期 第15期 第16期 第17期 第18期

決算年月 平成25年12月 平成26年12月 平成27年12月 平成28年12月 平成29年12月

売上高 (千円) 2, 419, 384 3, 149, 480 3, 540, 973 3, 972, 433 3, 483, 324

経常利益又は経常損失(△) (千円) 198, 303 313, 773 △94, 260 △ 112, 374 25, 179

当期純利益又は当期純損失

(△)

(千円) 167, 916 145, 877 △122, 272 △ 126, 105 △ 4, 129, 435

資本金 (千円) 1, 826, 315 1, 851, 035 1, 912, 955 2, 188, 675 3, 437, 521

発行済株式総数 (株) 4, 521, 600 4, 578, 200 9, 431, 600 19, 370, 800 24, 062, 200

純資産額 (千円) 3, 745, 720 3, 934, 770 3, 876, 370 4, 340, 168 2, 709, 543

総資産額 (千円) 4, 960, 648 5, 236, 016 9, 058, 724 10, 312, 435 9, 264, 306

1株当たり純資産額 (円) 207. 10 215. 20 206. 53 223. 74 112. 72

1株当たり配当額

(円)

− − − − −

(うち1株当たり中間配当

額)

( −) ( −) ( −) ( −) ( −)

1株当たり当期純利益金額又

は1株当たり当期純損失金額

(△)

(円) 12. 70 7. 98 △ 6. 54 △6. 59 △208. 04

潜在株式調整後1株当たり当

期純利益金額

(円) 10. 35 7. 54 − − −

自己資本比率 (%) 75. 5 75. 3 42. 8 41. 9 29. 2

自己資本利益率 (%) 7. 5 3. 7 − − −

株価収益率 (倍) 146. 65 196. 37 − − −

配当性向 (%) − − − − −

従業員数

(人)

160 178 186 204 249

(ほか、平均臨時雇用人員) ( 12) ( 13) ( 16) ( 17) ( 15)

(注)1.売上高には、消費税等は含まれておりません。

2.第16期、第17期及び第18期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在します

が、当期純損失金額であるため記載しておりません。

3.従業員数は、当社から他社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含む就業人員数であります。従業

員数欄の(外書)は、臨時従業員(アルバイト・パートタイマーを含み、派遣社員を除く)の年間平均雇用人 員であります。

4.第16期、第17期及び第18期の自己資本利益率、株価収益率については、当期純損失を計上しているため記載

しておりません。

5.平成25年8月23日付で1株につき100株、平成27年1月1日付で1株につき2株、平成28年1月1日付で1 株につき2株の割合でそれぞれ株式分割を行いましたが、第14期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、

1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益金額又は1株当たり当期純損失金額及び潜在株式調整後1株当た

り当期純利益金額を算定しております。

(4)

2【沿革】

 当社代表取締役社長間下直晃は、平成10年に東京都新宿区にてWebソリューションサービスを目的として有限会社

ブイキューブインターネットを創業いたしました。有限会社ブイキューブインターネットは、平成13年1月に株式会

社ブイキューブインターネットに組織変更、平成14年12月に株式会社ブイキューブ(以下、「旧株式会社ブイキュー

ブ」という。)に商号変更しております。また、平成15年4月にV- c ube USA, I nc . を設立しております。

 一方、代表取締役社長間下直晃は、平成16年1月にビジュアルコミュニケーションツールの開発及びサービスの提

供を目的に、株式会社ランデブーの全株式を取得、同月に株式会社ブイキューブブロードコミュニケーションに商号

変更しております。

 その後、株式会社ブイキューブブロードコミュニケーションは、平成17年9月に株式交換により旧株式会社ブイ

キューブを子会社化、平成18年3月に吸収合併し、同年4月に株式会社ブイキューブに商号変更しております。

 当社の設立から株式会社ブイキューブに商号変更するまでの沿革を図示いたしますと、次のようになります。

(5)

 また、当社の沿革は以下のとおりであります。

年月 事項

平成12年2月 インターネット上の通信販売事業を目的として、株式会社ワァコマースを東京都港区に設立。

平成13年6月 株式会社ランデブーへ商号変更し、事業目的をWebサイトデザイン等に変更。

平成16年1月 ビジュアルコミュニケーションツールの開発及びサービス提供を目的として、株式会社ランデブーの

全株式を当社代表取締役社長間下直晃が取得。

株式会社ブイキューブブロードコミュニケーションへ商号変更。

平成17年9月 旧株式会社ブイキューブを株式交換により子会社化。

平成18年3月 ビジュアルコミュニケーション事業強化のため、旧株式会社ブイキューブを吸収合併。

平成18年4月 株式会社ブイキューブに商号変更。

平成21年8月 東南アジアマーケットへの展開を視野に入れた情報収集等の拠点として、マレーシア クアラルン

プールに駐在員事務所を設置。

平成21年12月 東南アジアマーケットへ本格的に展開するため、V- c ube Mal ays i a Sdn. Bhd. (現連結子会社)をマ

レーシア クアラルンプールに設立。

平成22年5月 主力サービス名称を「ni c e t omeet you」から「V- CUBE」へ変更。

平成23年9月 近畿地方以西の営業拠点として、大阪営業所を開設。

平成24年1月 技術開発機能の強化を目的として、V- c ube Si ngapor e R&DCent r e Pt e. Lt d. (現連結子会社V- c ube

Gl obal Ser vi c es Pt e. Lt d. )をシンガポールに設立。

平成24年7月 PT. V- CUBE I NDONESI A(現連結子会社)をインドネシア ジャカルタに設立。

平成25年5月 全 世 界 の V- CUBEサ ー ビ ス の イ ン フ ラ 提 供 を 行 う 事 を 目 的 と し て 、 V- c ube Gl obal Oper at i ons Pt e.

Lt d. を設立。

平成25年8月 中国マーケットへ本格的に展開するため、BRAV I nt er nat i onal Li mi t ed及び同社の子会社である天津

柏鋭丰科技有限公司(現 威立方(天津)信息技術有限公司)を連結子会社化。

平成25年8月 シンガポールにおける販売拠点として、V- c ube Si ngapor e Pt e. Lt d. をシンガポールに設立。

平成25年12月

平成26年4月

平成26年5月

平成26年8月

平成26年11月

東京証券取引所マザーズに株式を上場。

九州地方の営業拠点として、福岡営業所を開設。

パイオニアソリューションズ株式会社(現 パイオニアVC株式会社)を連結子会社化。

中部地方の営業拠点として、名古屋営業所を開設。

Webセミナーサービスの強化のため、Webセミナー開催・配信専用スタジオ「St udi o Oc t o( スタジオ

オクト) 」を東京都渋谷区恵比寿に開設。

平成27年7月

平成27年10月

平成27年12月

平成28年1月

平成28年9月

平成29年12月

東京証券取引所市場第一部へ市場変更。

教 育 ・ 研 修 分 野 の 強 化 を 目 的 と し て 、 ア ジ ア 地 域 統 括 持 株 会 社 V- c ube Gl obal Ser vi c es Pt e. Lt d.

が、シンガポール最大の教育プラットフォーム提供会社Wi z l ear n Tec hnol ogi es Pt e. Lt d. を連結子

会社化。

教育・研修分野の強化を目的として、株式会社システム・テクノロジー・アイ(現 アイスタディ株

式会社)を連結子会社化。

開発体制の強化を目的として、株式会社ブイキューブテクニカルワークスを設立。

タイにおける販売拠点として、V- c ube ( Thai l and) Co. , Lt d. を(現連結子会社)タイに設立。

構造改革の一環として、パイオニアVC株式会社を吸収合併。

V- c ube Gl obal Ser vi c es Pt e. Lt d. は 同 社 の 子 会 社 の V- c ube Gl obal Oper at i ons Pt e. Lt d. 及 び

V-c ube Si ngapor e Pt e. Lt d. を吸収合併。

保有するBRAV I nt er nat i onal Li mi t edの全株式の譲渡により、BRAV I nt er nat i onal Li mi t ed及び同社

の子会社の威立方(天津)信息技術有限公司を連結範囲から除外。

株式会社ブイキューブテクニカルワークスを清算。

(6)

3【事業の内容】

 当社グループは、当社(株式会社ブイキューブ)、アジアを中心とした海外の連結子会社7社、国内の連結子会社

1社の計8社で構成されており、「アジアNo. 1のビジュアルコミュニケーションプラットフォーム」を目指して、主

に企業・教育機関・官公庁等に対して、「クラウド」型を中心としたビジュアルコミュニケーションサービスの提供

を行っております。

 当社グループの提供するビジュアルコミュニケーションサービスは、「いつでも」・「どこでも」・『だれでも』

使える、をコンセプトに、ユーザーのPCあるいはスマートフォン、タブレット端末等のモバイル端末から、インター

ネットを通じて、遠くの相手とお互いの顔や資料を共有しながら遠隔会議を行うWeb会議サービス、あるいはオンラ

インセミナー等に代表される、文字や音声だけでなく映像も含めたコミュニケーションサービスです。

 当社グループは、ビジュアルコミュニケーションサービス事業の単一セグメントであるため、セグメント情報に関

連付けた記載を行っておりません。

 当社グループが提供するサービスの概要は以下の通りです。

( 1) 販売形態

①「クラウド」型サービス

 当社グループで管理している世界各国に展開されたサーバーにインターネットを通じてアクセスし、必要な時

に、必要な分だけサービスを利用する販売形態です。顧客は月々の定額利用料等を負担します。

 「クラウド」型サービス提供により得られる収入は主に月々の定額利用料により構成されており、売上の増加

に対してデータセンターや回線費用等の直接原価の増加影響の少ない収益逓増型モデルであることが特徴です。

②「オンプレミス」型サービス

 サーバーごとライセンスを販売し、顧客自身が管理・運用しながら利用する販売形態です。自社専用のWeb会

議システムを構築したい、アクセス制御等のセキュリティーポリシーの影響で「クラウド」型サービスを導入す

ることが難しい等のニーズに対応するため、「クラウド」型サービスとしてサービス展開しているものをカスタ

マイズ可能な形で、ライセンス販売を行っております。

③「アプライアンス」

 教育機関を中心に電子黒板システム、官公庁や企業を中心にディスカッションテーブル、企業を中心にテレビ

会議システム、防音型コミュニケーションブース等の販売を行っております。ハードウェアとソフトウェアを一

体とした販売形態です。

④「その他」

 ビジュアルコミュニケーションに関わるハードウェア(Webカメラ、ヘッドセット、エコーキャンセラ付きマ

イク、大型液晶ディスプレイ等)等の販売を行っております。

( 2) 当社グループの主な提供サービス

・V- CUBE

サービスの名称 サービスの概要

①V- CUBE ミーティング

イ ン タ ー ネ ッ ト 上 で Web会 議 を 開 催 す る こ と が で き る サ ー ビ ス で す 。 参 加 者 は 、 イ ン タ ー

ネット環境があれば簡単にWeb会議を世界中にいる相手と開催することができます。相手の

顔を見て話ができるだけでなく、資料やPCの画面を全員で共有する機能や、Web会議を録画

して議事録として利用することができる録画機能、テレビ会議システムと連携するテレビ 会議連携機能等を備えています。

②V- CUBE セミナー

イ ン タ ー ネ ッ ト 上 で 受 講 可 能 な Webセ ミ ナ ー を 開 催 す る こ と が で き る サ ー ビ ス で す 。 イ ン ターネットが利用できる環境であれば、講師も受講者も世界中どこからでも研修・授業に 参加でき、会場の設営・運営や会場に移動する手間等を省けるため、簡単かつ安価にセミ ナーを開催することができるとともに、対象を全世界に広げることが可能です。資料やPC の画面を共有できる機能や、書き込みにより講師に質問可能なチャット機能、リアルタイ ムに集計できるアンケート機能、受講者の映像による受講者発言機能等を備えています。

(7)

サービスの名称 サービスの概要

④V- CUBE Box

低コストで導入できる拡張性の高いテレビ会議システムです。リモコンで操作ができる会 議室設置型で、一般的なテレビ会議システムより安く、同等以上の高画質・高音質を実現 しています。

⑤V- CUBE ラーニング

動画などを活用した学習コンテンツを簡単に作成/ 配信ができるマルチデバイス対応学習管 理システムです。

シンガポール子会社Wi z l ear n Tec hnol ogi es Pt e. Lt d. が提供する学習管理システムをベー スとし、日本企業向けに追加カスタマイズを行っています。

・xSync (バイ シンク)

サービスの名称 サービスの概要

①xSync Cl as s r oom

電 子 黒 板 (xSync Boar d) と タ ブ レ ッ ト 端 末 間 を 連 携 さ せ た 協 働 学 習 支 援 シ ス テ ム に よ る サービスです。タブレットを使った個別学習やグループでのまとめ作業で、その成果をリ アルタイムで電子黒板に送信してクラス全体で共有するなど、円滑な協働学習空間を提供 しています。

②xSync Pr i me Col l abor at i on

映像と音声だけでなく、PCデスクトップ画面を高精細に再現性高くリアルタイムに共有す ることができるWeb会議サービスです。特に製造業の設計・開発業務において、3D CADをは じめとした高精細データを使ったコラボレーション用途で利用され、製造業を中心に導入 が進んでいるビジュアルコラボレーションサービスです。

・i St udy(アイスタディ)

 「i St udy」はアイスタディ株式会社が提供するサービスのブランド名です。提供するサービスは以下の通りで

す。

サービスの名称 サービスの概要

①i St udy LMS 法人向けの人材育成を総合的にサポートする学習管理システムです。

・その他

 上記以外で当社グループが提供する主なサービスは以下の通りです。

サービスの名称 サービスの概要

①テレキューブ (TELECUBE)

セ キ ュ ア な プ ラ イ ベ ー ト 空 間 で テ レ ワ ー ク が で き る 防 音 型 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン ブ ー ス で す。

内部にはテーブルと椅子、Web会議が利用できるPCが設置されており、セキュリティが保た

れた静かな環境で、電話やWeb会議、個人のPCでの作業が可能です。

②ASKnLear n

シンガポール子会社Wi z l ear n Tec hnol ogi es Pt e. Lt d. が提供するサービスです。

主にシンガポールの学校向けに提供している、eラーニングツールと管理機能を備えた学習 管理システムです。

(8)

[事業系統図]

 以上の事項を事業系統図に示すと次のとおりであります。

(9)

4【関係会社の状況】

名称 住所 資本金 主要な事業の内容

議決権の 所有割合 (%)

関係内容

(連結子会社)

V- c ube USA, I nc .

アメリカ合衆国

カリフォルニア州

57, 000

USドル

ビジュアルコミュニケー

ションサービスの提供

100. 0

役員の兼任 1名

貸付金あり

V- c ube Mal ays i a Sdn.

Bhd.

マレーシア

クアラルンプール

1, 000, 000

マレーシア

リンギット

ビジュアルコミュニケー

ションサービスの提供

100. 0 貸付金あり

V- c ube Gl obal

Ser vi c es Pt e. Lt d.

(注)2、6

シンガポール

57, 468, 203

シンガポール

ドル

13, 796, 673

USドル

R&Dセンター

アジア地域統括持株会社

100. 0

役員の兼任 2名

当社製品の技術開

貸付金あり

PT. V- CUBE I NDONESI A

インドネシア

ジャカルタ

300, 000

USドル

ビジュアルコミュニケー

ションサービスの提供

95. 0

( 95. 0)

役員の兼任 1名

貸付金あり

V- c ube ( Thai l and) Co. ,

Lt d.

(注)3

タイ王国

バンコク

4, 000, 000

タイバーツ

ビジュアルコミュニケー

ションサービスの提供

49. 0 −

Wi z l ear n Tec hnol ogi es

Pt e. Lt d.

(注)2、5

シンガポール

9, 821, 954

シンガポール

ドル

教育プラットフォームの

提供

100. 0

( 100. 0)

役員の兼任 2名

アイスタディ株式会社

(注)1、2、3

東京都品川区

705, 940

千円

eラーニング学習ソフト

ウエア、学習管理システ

ムの開発・販売

40. 8

役員の兼任 1名

借入金あり

その他1社

(注)1.有価証券報告書を提出しております。

2.特定子会社に該当しております。

3.持分は100分の50以下でありますが、実質的に支配しているため、連結子会社としております。

4.議決権の所有割合の(  ) 内は、間接所有割合で内数であります。

5.Wi z l ear n Tec hnol ogi es Pt e. Lt d. については、売上高( 連結会社相互間の内部売上高を除く) の連結売上高

に占める割合が10%を超えております。

主要な損益情報等 ① 売上高    916, 920千円

② 経常損益   274, 723千円

③ 当期純損益  270, 099千円

④ 純資産額  2, 181, 598千円

⑤ 総資産額  2, 381, 369千円

6.V- c ube Gl obal Ser vi c es Pt e. Lt d. は、平成29年12月31日付けで、V- c ube Gl obal Oper at i ons Pt e. Lt d.

及びV- c ube Si ngapor e Pt e. Lt d. を吸収合併いたしました。

7.パイオニアVC株式会社は平成29年12月31日付けで、当社との吸収合併により消滅いたしました。

8.BRAV I nt er nat i onal Li mi t ed及び同社の子会社である威立方(天津)信息技術有限公司は、平成29年12月

26日に全株式を譲渡したことにより、当社の連結子会社から除外しております。

(10)

5【従業員の状況】

( 1)連結会社における状況

 当社グループの事業は単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

平成29年12月31日現在

セグメントの名称 従業員数(人)

ビジュアルコミュニケーションサービス事業 450(17)

合計 450(17)

(注)1.従業員数は、当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出

向者を含む就業人員数であります。

2.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員(アルバイト・パートタイマーを含み、派遣社員を除く)の年間平均

雇用人員であります。

3.従業員数が、前連結会計年度末と比べて50名減少していますが、その主な理由は、平成29年12月に中国子会

社BRAV I nt er nar i onal Li mi t edの全株式を譲渡したことにより、BRAV I nt er nat i onal 及びその連結子会社威立

方( 天津) 信息技術有限公司が当社グループ外となったためであります。

( 2)提出会社の状況

 当社の事業は単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

平成29年12月31日現在

従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)

249(15) 37. 2 4. 5 6, 027

(注)1.従業員数は、当社から他社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含む就業人員数であります。

2.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員(アルバイト・パートタイマーを含み、派遣社員を除く)の年間平均

雇用人員であります。

3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

4.従業員数が、前事業年度末と比べて45名増加していますが、その主な理由は、平成29年12月に子会社パイオ

ニアVC株式会社を吸収合併したためであります。

( 3)労働組合の状況

 労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。

(11)

第2【事業の状況】

1【業績等の概要】

( 1)業績

 当連結会計年度における我が国経済は、設備投資は持ち直しの動きが続き、企業収益、雇用情勢ともに改善する

等、景気は緩やかな回復基調が続きました。また、日本政府が平成29年3月に決定した「働き方改革実行計画」に

基づき、関連法案の提出や法改正が見込まれる等、働き方改革について本格始動に向けた動きがみられました。世

界の景気は緩やかに回復しており、中国では各種政策の効果もあり、不動産価格や過剰債務問題を含む金融市場の

動向によっては景気が下振れするリスクはあるものの、景気は持ち直しの動きが続きました。中国以外のアジア地

域でも、おおむね景気は持ち直しや緩やかな回復の動きがみられました。

 当社グループが注力するクラウドサービスを取り巻く環境について、クラウドサービスの利用企業の割合は平成

22年末の14. 1%から平成28年末には46. 9%と大きく増加してきております( ( 注) 1、2)。ネットワーク環境の進歩に

加え、スマートフォンやタブレット等のモバイルデバイスの登場により、クラウドサービスの利用環境が改善され

てきており、クラウドサービスへの認知度が高まるにつれ、利用企業は順調に増加すると予想されます。

 このような環境の下、当社グループは、「いつでも」・「どこでも」・『だれでも』使えるビジュアルコミュニ

ケーションサービスをコンセプトとして、「アジアNo. 1のビジュアルコミュニケーションプラットフォーム」を目

指し、以下の重点施策を遂行してきました。

 1.働き方改革市場の深耕

    Web会議・テレビ会議分野でのシェア拡大、利用シーンの拡大、普及の加速と日常性の実現、

    グループシナジーの最大化

 2.社会インフラとしての活用

 3.アジアを中心とした海外での事業拡大

 一方で、当連結会計年度を構造改革の年と位置づけ、今までの成長の過程で顕在化してきた問題点を洗い出し、

注力すべき課題を明確化しました。「選択と集中」を基本に、日本国内でのコスト削減や不採算事業・拠点の見直

しを最優先に行いながら、利益の出る収益構造の構築に向けた取り組みを実行しています。

 当連結会計年度においては、売上高は、「クラウド」型を中心とした「V- CUBE」各サービスの提供を積極的に推

進してきた日本や、企業向けサービスが拡大したシンガポールでは堅調に推移したものの、中国の自動車メーカー

向けサービスが終了し、新サービスの提供開始が遅れたことにより、全体として前期比で減少しました。

 費用面では、コスト削減を中心とした構造改革を実行しており、前期までの事業拡大に伴う製造原価の増加や

当社グループの規模拡大に伴う販売費及び一般管理費の増加に歯止めをかけ、前期並みとなりました。

 営業利益は、売上高の減少により赤字となりました。

 なお、特別損失は2, 509, 950千円となりました。構造改革のコスト削減策として、Web会議サービスの新バージョ

ン(「V- CUBE ミーティング5」)の販売を開始した後も提供を継続していた旧バージョンの開発を停止した 結

果、収益性の低下が認められたことにより、第2四半期連結会計期間に旧バージョンに係るソフトウェアの減損損

失を計上しました。また、第3四半期連結会計期間に、業績推移に鑑み構造改革を一段と推し進める中で、子会社

であるパイオニアVC株式会社の買収にかかるのれんを全額減損処理したほか、中国において顧客企業のサービス利

用に係るインフラ整備のために一部負担していた前払費用について、サービス開始が遅れていたことから、その全

額を減損損失として計上しました。第4四半期連結会計期間には、利益の出る体質を目指し、構造改革のためには

一段の保有資産の整理が必要と判断し、中国子会社の売却により子会社株式売却損を計上するとともに、当社が顧

客向けに無償で提供してきたチャットサービス「V- CUBE Gat e」の売却についても決定し、その将来の収益性が下

落したソフトウェアについて減損損失を計上しました。

 以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高6, 638, 220千円(前期比8. 3%減)、営業損失550, 753千円(前期

は営業利益36, 463千円)、経常損失567, 047千円(前期は経常損失197, 101千円)、親会社株主に帰属する当期純損

失3, 035, 797千円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失527, 480千円)となりました。

 なお、当社グループは、ビジュアルコミュニケーションサービス事業の単一セグメントであるため、セグメント

情報に関連付けた記載を行っておりません。

 当連結会計年度の主な取り組みは、以下のとおりであります。

 ・総務省「ふるさとテレワーク推進事業」の一つで、岐阜県郡上市で実施される、「郡上クリエイティブテレ

ワークセンター」創設プロジェクトに参画しました。同プロジェクトは多様なI CTクリエイターやエンジニア

が集結する創造的I CT都市・郡上の実現に向けたパイロット事業です。当社のビジュアルコミュニケーション

サービスを活用し、働き方改革の推進と地方創生に貢献します。

 ・平成28年の国内Web会議市場について、当社グループは10年連続で、Web会議「ASP(クラウド)型」及びWeb会

(12)

 ・教育分野で学習管理システム等を提供する子会社アイスタディ株式会社は、平成28年に米国ナスダック上場で

エンタープライズ向けビデオ領域の世界的なリーディングカンパニーであるQumuCor por at i onと戦略的パート

ナーとして提携し、同社の提供するビデオコンテンツマネジメントソリューション「QUMU」の国内での事業展

開を開始しています。そして、学習管理システム「i St udy LMS」が、ウエルシア薬局株式会社の全国約1500店

舗を対象としたeラーニングシステムとして導入されました。

 ・ビジュアルコミュニケーションサービス「V- CUBE」が、髙木証券株式会社の「投信の窓口」WEB支店の『対面

オンラインサービス』に採用されました。全国のお客様が店舗と同様の個別相談サービスをPC、スマートフォ

ン、タブレット等多様なデバイスから簡単な操作でご利用いただけるようになりました。

 ・子会社のパイオニアVC株式会社は、学校向けに、I CT機器を活用した学習を先生用タブレットから実現できる

「xSync Cl as s r oom」を発表しました。多様なデバイスに対応しており、ディスプレイ型やプロジェクター型

の電子黒板に加え、既存の大型提示装置の活用によるコストを抑えた導入も可能です。

 ・働き方改革の実現を支援する、新しいコミュニケーションブース「テレキューブ」を発売しました。テレワー

クにおける「話すコミュニケーションの場が不足している」という課題解決に貢献するため、レノボ・ジャパ

ン株式会社とともに開発した、テレビ会議などのI Tサービスと防音性の高いセキュリティが確保された空間を

統合した製品です。企業のオフィススペースに加え、オフィスビル、サテライトオフィス、カフェ、商業施

設、公共施設、鉄道の駅、空港などへの設置を想定しています。

 ・当社はより一層ビジュアルコミュニケーションサービスを活用したテレワークの普及を加速させていくべく、

コーポレートロゴのショルダーコピーを「テレワークで日本を変える」に変更しました。また、当社自らテレ

ワークを通した働き方改革へ取り組み、社会に発信していくために、人事制度を刷新しテレワーク対象業務及

び利用回数の制限を撤廃するとともに、スーパーフレックスタイム制を導入し、より時間を効率的に利用する

ことが可能になりました。

 ・平成29年10月、従来対面での説明が義務付けられていた賃貸不動産取引における重要事項説明が解禁され、不

動産仲介業者などの業界関係者が、当社サービス「V- CUBEミーティング」と弁護士ドットコム株式会社の「ク

ラウドサイン」を併用して活用することで、入居者はオンラインで重要事項説明から契約締結まで完了するこ

とができるようになりました。

 ・当社及び連結子会社であるアイスタディ株式会社は、新たな成長に舵を切るため、当事業年度において第三者

割当増資による資金調達をそれぞれ行いました。アイスタディ株式会社は、「第2の創業期」を掲げ組織の強

化とeラーニングのコンテンツと運用サービス分野での事業拡大を目的に、株式会社イーフロンティア等より

約7億円を調達しています。また、当社はソフトウェア開発費用としてひふみ投信マザーファンドより約10億

円、ソフトウェア開発費用や運転資金及び借入金の返済のために地域中核企業活性化投資事業有限責任組合か

ら約15億円を調達しました。

(「クラウド」型サービス)

 主力のWeb会議サービス「V- CUBE ミーティング」をはじめとする「V- CUBE」各サービスについて、「クラウド」

型による提供を推進しており、代理店販売網も活用し、市場の開拓を行ってきました。また、OEMによるサービス

提供等、パートナーとの協業体制強化を積極的に進めてまいりました。

 また、日本において、政府の推進する働き方改革の本格始動により「V- CUBE」各サービスの導入が拡大し、ビ

ジュアルコミュニケーションサービス市場の開拓が進んでいます。国内における売上高成長率は前期比10%超とな

りました。

 一方、中国の自動車メーカー向けサービスが終了し、新サービス提供開始の遅れによる影響がありました。

 以上の結果、「クラウド」型サービスの売上高は4, 596, 410千円(前期比7. 3%減)となりました。

(「オンプレミス」型サービス)

 基本的には「クラウド」型サービスの販売に注力していますが、代理店販売網も活用しながら、教育機関・官公

(13)

 主にビジュアルコミュニケーションに関わるハードウエア(ウェブカメラ、ヘッドセット、エコーキャンセラー

付きマイク、大型液晶ディスプレイ等)等の販売を行いました。

 以上の結果、その他の売上高は562, 459千円(同14. 1%減)となりました。

(注)1.出所:総務省「平成24年通信利用動向調査」平成25年6月14日発表

   2.出所:総務省「平成28年通信利用動向調査」平成29年6月8日発表

   3.出所:株式会社シード・プランニング「2017ビデオ会議/Web会議の最新市場とビデオコミュニケーション周辺ビジネス動

向」平成29年3月24日発刊

( 2)キャッシュ・フローの状況

 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は3, 378, 266千円となり、前連結会計年

度末と比較して1, 378, 975千円の増加となりました。

・営業活動によるキャッシュ・フロー

  当連結会計年度において営業活動により得られた資金は870, 375千円となりました。これは主に、税金等調整

前 当 期 純 損 失 が △3, 076, 161千 円 、 減 損 損 失 1, 321, 877千 円 、 子 会 社 株 式 売 却 損 1, 100, 323千 円 、 減 価 償 却 費

934, 960千円が発生したこと、また、売上債権が98, 087千円、前渡金が61, 105千円減少したことによるものであ

ります。

・投資活動によるキャッシュ・フロー

  当連結会計年度において投資活動に使用した資金は2, 423, 085千円となりました。これは主に、無形固定資産

の取得による支出1, 188, 801千円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出975, 474千円によるも

のであります。

・財務活動によるキャッシュ・フロー

  当連結会計年度において財務活動により得られた資金は2, 870, 784千円となりました。これは主に、株式の発

行による収入2, 497, 691千円、非支配株主からの払込による収入709, 607千円のほか、長期借入金の返済による

支出968, 707千円によるものであります。

(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移

平成27年12月期 平成28年12月期 平成29年12月

自己資本比率(%) 42. 2 34. 4 30. 1

時価ベースの 自己資本比率(%)

187. 9 119. 9 118. 7

キャッシュ・フロー対 有利子負債比率(年)

7. 2 3. 9 5. 6

インタレスト・

カバレッジ・レシオ(倍)

23. 4 50. 5 25. 9

(注)1.各指標の計算方法は以下のとおりであります。

自己資本比率       :自己資本/総資産

時価ベースの自己資本比率     :株式時価総額/総資産

キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー

インタレスト・カバレッジ・レシオ :キャッシュ・フロー/利払い

2.いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。

3.キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。

4.有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象と

しております。

5.利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を利用しております。

(14)

2【生産、受注及び販売の状況】

 当社グループは、ビジュアルコミュニケーションサービス事業の単一セグメントであるため、収益区分別に記載し

ております。

( 1)生産実績及び受注状況

 当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績及び受注状況の記載になじまないため、当該

記載を省略しております。

( 2)販売実績

 当連結会計年度の販売実績を収益区分別に示すと次のとおりであります。

当連結会計年度

(自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日)

販売高(千円) 前年同期比(%)

クラウド 4, 596, 410 92. 7

オンプレミス 469, 909 70. 9

アプライアンス 1, 009, 440 105. 0

その他 562, 459 85. 9

合計 6, 638, 220 91. 7

(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

(15)

3【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

 文中の将来に関する事項は、本報告書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。

 当社グループは、「アジアNo. 1のビジュアルコミュニケーションプラットフォーム」を目指す上で、当社グループ

が安定した成長をすることが必要と認識しております。

 当社グループの経営を取り巻く環境は、日本では働き方改革を受けてテレワークのツールとしてウェブ会議が採用

される等、市場は着実に成長しています。しかしながら、ウェブ会議市場では各社が提供しているサービスの機能に

遜色がなくなってきたこと等により競争が激化しております。これに対し当社は、主力サービスによって引き続き

シェアを伸ばしていくと同時に、次頁の表「シーン別利用方法」のようなサービス利用シーンの提案や、コミュニ

ケーションブース「テレキューブ」といったユニークなソリューション提案を強みとして取り組んでまいります。ま

た、子会社のアイスタディ株式会社が提供する、企業の人材育成を総合的にサポートするLMS(学習管理システム)

等のサービスを成長ドライバーの一つとしてとらえております。

 他方、アジアでは、人口増加を背景とした経済成長によりウェブ会議市場は着実に成長していくと見込まれます

が、日本と異なり、インドネシアなどでは有線の通信手段よりもスマートフォン等のモバイル端末を活用したコミュ

ニケーションが発達してきております。これに対し当社は、当社サービスの強みの一つであるマルチデバイス対応

を ” 売 り ” と し て ア ジ ア 市 場 の 開 拓 に 取 り 組 ん で ま い り ま す 。 ま た 、 シ ン ガ ポ ー ル で は 、 子 会 社 の Wi z l ear n

Tec hnol ogi es Pt e. Lt d. が同国の学校向けにLMSを提供していますが、企業向けにLMSサービスを展開していくことで

東南アジア全体を見据えた展開を図ってまいります。

 当社グループの内部環境については、過去の積極投資によるグループ拡大の過程で生じたコストの増加が売上高の

増加を上回り、前連結会計年度が最終赤字となったことを受け、当連結会計年度を利益の出る体質に向けた構造改革

の年と位置づけました。その結果、固定費の増加に歯止めをかけ、販売費及び一般管理費を中心とした削減効果によ

り黒字化が見えてまいりました。今後も損益分岐点比率をより高めていくため、粗利や固定費の管理を従来以上に厳

格に行っていきます。

 これらを実現するために、以下を対処すべき課題としてスピード感をもって重点的に取り組んでまいります。

( 1) 営業力の強化

 直販・代理店販売の双方における営業人員を充実させるとともに、当社グループ各社の営業担当・代理店と連

携し、幅広い顧客に対して、当社グループ製品・サービスを提供してまいります。

 また、大手システムインテグレーター・大手通信事業者などへのOEMによるサービス展開に加え、当社グルー

プの提供するビジュアルコミュニケーションサービスをアライアンス先のI Tインフラに組み合わせたサービス展

開を推し進めてまいります。

 昨今のスマートフォン、タブレット端末の普及により、距離や時間にとらわれないコミュニケーションを実現

させる環境がより身近に整いました。少子高齢化やワークスタイルの多様化など、社会環境の変化に伴い多様化

するコミュニケーションスタイルに対応し、新たな利用シーンを提案することにより、ビジュアルコミュニケー

ション市場における販売機会を拡大してまいります。

(16)

(シーン別利用方法)

利用シーン例 利用方法の例

社内会議 国 内 に 点 在 す る 各 拠 点 、 海 外 に あ る 拠 点 な ど を つ な ぎ 、 イ ン タ ー ネ ッ ト 上 で 一 同 に 集 ま り、会議や打ち合わせを行うことができます。また、社外メンバーも招待することができ るため、外部の方も参加した会議や打ち合わせも行うことができます。

研修・セミナー 講師も受講生も同じ研修会場に集まることなく集合研修を実現し、移動時間や移動コスト

の削減と研修の効率化を図ります。また、社内だけでなく、社外パートナーなどへの情報 提供・教育や、お客様に対する製品紹介などにも活用されています。

顧客サポート 電話による音声だけでなく、資料や画像も見せながらサポートを行うことで、説明が難し

い商材に関する問い合わせ対応を訪問することなく行うことができます。

医療業界 地域の診療所と基幹病院を結び、都心や離れた場所から、レントゲン写真などの医療情報

を共有しながら、専門医のいない地域に住む患者に対して通常の検診などを行うことがで きます。

製薬業界 製薬企業におけるWeb講演会プラットフォームの提供や、製薬企業から医師へのリモート

ディテーリングプラットフォームの提供などを行っています。

金融業界 地方や遠隔地にある支店などで専門知識が必要な一部の窓口業務を、本部から遠隔サポー

トできます。また、保険会社から全国の代理店への金融商品の説明などに利用されます。

遠隔教育 教育における情報通信技術活用や、海外の学校との交流などグローバル教育の実現、遠隔

指導による共同研究等、物理的な距離にとらわれない教育機会創出などに活用されます。

協働学習 タブレットを使った個別学習やグループでのまとめ作業で、その成果をリアルタイムで電

子黒板に送信してクラス全体で共有するなど、電子黒板とタブレット間を連携させ、円滑 な協働学習空間を提供しています。

設計・製造業 3D CADをはじめとした高精細データを画面を使って、離れた場所にいても現場にいる感覚

で確認し合うなど、メーカーを中心に活用されています。

緊急対応 災害や事故等の緊急時に、拠点・現場間での情報共有・指示で迅速な意思伝達がサポート

されます。

( 2) 開発力の強化

 当社グループは、専任の技術開発部署を設置し、多様なユーザーニーズの具現化、海外からの先端要素技術の

導入等グループ全体の開発機能を当該技術開発部署が担っており、技術情報をグローバルレベルで収集し、ソフ

トウエア開発力の強化に取り組んでおります。

 構造改革の一環として開発を継続するソフトウェアの絞り込みを行ったことにより、年間のソフトウェア開発

投資額の総額を抑制しながら主力サービスの開発に経営資源を集中することとなりました。注力分野の顧客の要

望に応え、業界に深く入り込むことで競合のグローバルプレイヤーとの差別化を図ります。

( 3) グループ管理体制の強化

 当社グループにおいては、海外におけるビジュアルコミュニケーション市場の獲得、また、海外拠点とビジュ

アルコミュニケーションを実施したいというお客様のニーズを踏まえ、海外拠点を設けて、海外事業展開を進め

てまいりました。

 当連結会計年度において当初想定した通りに業績が推移していない海外子会社の資産整理やグループ再編を

行ったことにより、海外拠点が縮小しております。しかしながら、当社グループが目指している「アジアNo. 1の

ビジュアルコミュニケーションプラットフォーム」の実現のためには、引き続き将来の海外事業拡大に備えるこ

とが必要です。

 そのため当社グループは、人材の育成による組織力の強化や内部統制システムの実効性ある運用を推進し、経

(17)

 また、特にアジアでの不安定な国際通信回線への対応として、10か国(日本、中国、シンガポール、インドネ

シア、タイ、インド、アメリカ、オランダ、オーストラリア、ブラジル)のデータセンターに当社のサーバーを

配置し、それらを専用回線で接続することにより、国際間での通信の安定性を確保し、快適で安価なサービス利

用環境を実現するグローバルプランの提供をしております。今後もアジアで最も繋がりやすいサービスを目指

し、国際間のコミュニケーションの必要なグローバル企業等のサポートを積極的に行ってまいります。

 当社グループは、今後も顧客の声を真摯に受け止め、ニーズに合ったソフトウエアの開発やバージョンアッ

プ、サービスの改善に取り組むことで、顧客満足度の向上に努めてまいります。

(18)

4【事業等のリスク】

以下において、当社グループの事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項、及びその他投

資家の判断に重要な影響を及ぼすと考えられる事項を記載しております。また、必ずしも事業上のリスクとは考えら

れない事項についても、当社グループの事業活動を理解する上で重要と考えられる事項については、投資家に対する

積極的な情報開示の観点から記載しております。当社グループでは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、

発生の回避及び発生した場合の対応に努めることを方針として取り組んでまいりましたが、当連結会計年度におい

て、海外事業が当初の事業計画通りに進まないリスクや、電子黒板システムに地方自治体等の予算が配分されないリ

スクなどが顕在化しております。これらについては、業績管理精度の向上を含めた業務改善を推進することで対策を

講じてまいります。

なお、文中の将来に関する事項は、本報告書提出日現在において当社が判断したものであり、将来において発生の

可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。

( 1) 人的資源に関するリスク

当社グループは平成29年12月末現在において、従業員約450名の比較的小規模な組織であり、内部管理体制もこ

れに応じたものになっております。今後、事業拡大に伴い積極的な人材育成及び採用に努めるとともに、内部管理

体制の一層の強化を図る方針であります。

特に開発の分野において十分な知識と技術を有する人材が不可欠であり、優秀な人材を確保するため、あるいは

現在在籍している人材が流出するケースを最小限に抑えるため、福利厚生の充実を図っております。

しかし、いずれも継続的な人材確保を保証するものではなく、事業規模に応じた人材育成、人材採用が円滑に進

まず、適正な人員配置が困難となる場合には、競争力の低下や事業拡大の制約をもたらし、当社グループの事業及

び業績に影響を与える可能性があります。

( 2) 事業環境に関するリスク

① インターネットの普及について

 当社グループが行っている事業は、インターネットを利用する顧客を対象としており、今後も、可能な限り快

適な通信インフラ環境の下でインターネットを利用する顧客が増加していくことが、成長のための基本条件と考

えております。

 調 査 デ ー タ に よ れ ば 、 自 社 か ら の イ ン タ ー ネ ッ ト 接 続 に ブ ロ ー ド バ ン ド 回 線 を 利 用 し て い る 企 業 の 割 合 は

87. 1%で、その内、光回線を利用している企業の割合は84. 6%となっており大半を占めております(総務省「平

成28年通信利用動向調査の結果」平成29年6月8日発表)。

 しかし、通信インフラ環境の向上が一般的な予測を大きく下回る場合や、利用料金の改定を含む通信事業者の

動向、新たな法的規制の導入など、当社の予期せぬ要因によりインターネット利用環境の発展が阻害される場

合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

② 競合による業績への影響について

 当社グループは独自のビジュアルコミュニケーションツールを開発し、それらを当社グループのシステム基盤

上で主に「クラウド」型によって顧客に提供しております。クラウドとは、アプリケーション機能をインター

ネット経由で提供するサービスであり、ソフトウエア販売においても新しい方法・概念として認知され浸透が進

みつつあり、当社は、平成22年10月に財団法人マルチメディア振興センター(現 一般社団法人マルチメディア

振興センター)より「ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示認定制度※ 」の認定を受けております。

※  クラウドサービスを含むASP・SaaSサービスの利用を考えている企業や地方公共団体などが、事業者やサービスを比較、評

価、選択する際に必要な「安全・信頼性の情報開示基準を満たしているサービス」を認定するものです。

 「クラウド」型サービスの利用環境が整備されて顧客ニーズも高まる一方、今後は「クラウド」型のサービス

を提供する企業間の競争、あるいはSNS等とのコミュニケーションツール間の競合が激化する可能性がありま

(19)

合、当社グループの競争力が低下する可能性があることに加え、急速な技術革新に対応するためにシステム投資

や人件費等の支出が増大する可能性があります。

④ 海外事業展開について

 当社グループはアジアを中心とした海外に事業展開しておりますが、海外市場への事業進出には、各国政府の

予期しない法律又は規制の変更、社会・政治及び経済情勢の変化又は治安の悪化、為替制限や為替変動、輸送・

電力・通信等のインフラ障害、各種税制の不利な変更、移転価格税制による課税、保護貿易諸規制の発動、異な

る商習慣による取引先の信用リスク、労働環境の変化及び人材の採用と確保の困難度、疾病の発生等、海外事業

展開に共通で不可避のリスクがあります。

 また、Web会議システム等が計画通り浸透しないこと等を要因に、投下資本の回収が当初の計画通り進まない

可能性や撤退等の可能性があります。

⑤ 地方自治体等への販売について

 当社グループは、電子黒板システムを販売しており、主に日本の地方自治体等を最終販売先として公立学校等

へ納品しております。そのため、電子黒板システムの売上高は、その販売先の性質上、日本の国家予算の変動や

地方自治体等への予算配賦状況、地方自治体等における予算の消化状況等によって、大きく影響を受ける可能性

があります。

( 3)システム等に係るリスク

 当社グループは、主に「クラウド」型によるサービスを展開しており、その根幹となる自社開発及び運用するシ

ステムを安定的かつ継続的に運用していくことが要求されます。

 当社グループにおいては、安全性・セキュリティを重視したシステム構成、またネットワークの負荷を分散する

装置を運用の上、24時間365日体制の監視等に取り組んでおり、加えてシンガポールを始め、海外拠点にサーバー

を分散して設置するなどの対応を進めております。

 しかしながら、アクセスの急激な増加等により一時的に負荷が増大して、当社グループのサーバーが動作不能と

なる場合、あるいは火災や地震・台風等の自然災害による予期せぬ事象により、システム及びサーバーの障害、機

器破損やデータ消失などが生じた場合は、当社グループのサービスを適切に提供できない可能性があります。

 この場合、当社グループの信用、事業及び業績に影響を与える可能性があります。

( 4)コンプライアンスに関するリスク

① 顧客の機密情報の保護について

 当社グループでは、顧客の会議の録画情報をはじめとした各種の機密情報を取得しております。これらの機密

情報の流出や外部からの不正アクセスによる被害の防止は、当社グループの事業にとって極めて重要でありま

す。したがって、当社グループでは、顧客の機密情報の流出等の被害を未然に防止するよう、平成18年2月に社

団 法 人 日 本 能 率 協 会 審 査 登 録 セ ン タ ー ( 現  一 般 社 団 法 人 日 本 能 率 協 会 審 査 登 録 セ ン タ ー ) よ り

「I SO/ I EC27001※ 」の認定を受ける等、情報セキュリティ対策を講じております。

※  情報セキュリティ・マネジメントシステムの国際規格。情報資産の喪失、流出、外部からの不正アクセスなどの脅威から企

業や自治体といった組織を守り、情報の機密性、可用性、完全性などを社内で継続的に確保・維持するシステムを確立する

ために定められたもので、情報セキュリティ対策の国際標準とも言えるものです。

 しかし、これらの対策にも関わらず、機密情報の流出等を完全に排除できるとまでは言えず、何らかの原因に

より流出等があった場合、当社グループの信用低下や取引停止等のほか、法的責任を問われる可能性もあり、当

社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。

② コンプライアンスについて

 当社グループは、今後、企業価値を高めていくためにはコンプライアンス体制が有効に機能することが重要で

あると考えております。そのため、全役員及び全従業員を対象に「ブイキューブ行動規範」の周知徹底を図って

おります。併せて、代表取締役社長を委員長とするコンプライアンス・リスク管理委員会を設置し、コンプライ

アンス体制の強化に取り組んでおります。

 しかし、これらの取り組みにも関わらずコンプライアンス上のリスクを完全に排除することは困難であり、今

後の当社グループの事業運営に関して法令等に抵触する事態が発生した場合、当社グループの企業価値が毀損

し、事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

③ 第三者との係争について

 当社グループは、法令遵守を基本としたコンプライアンス活動の推進により、法令違反、情報漏洩、知的財産

侵害等を防止し、法改正等への適切な対応、契約行為が及ぼす法的効果の充分な検討を行うことで、訴訟に発展

するリスクを排除するよう努めております。

 しかしながら、何らかの予期せぬ事象により、法令違反等の有無に関わらず、顧客や取引先、第三者との予期

せぬトラブルが訴訟等に発展する可能性があります。

(20)

 かかる訴訟の内容及び結果によっては、また多大な訴訟対応費用の発生やブランドイメージの悪化等により、

当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。

( 5)その他のリスク

① 配当について

 当社グループは株主への安定的かつ継続的な配当による利益還元を経営の重要課題として考えておりますが、

現時点においては、企業体質の強化及び積極的な事業展開に備えるために内部留保の充実を図り、財務体質の強

化と成長のための投資に充当することが、株主に対する最大の利益還元に繋がると考えております。そのため、

現在に至るまで配当を実施しておりません。

② 新株予約権について

 当社では、株主価値の向上を意識した経営の推進を図るとともに、役員及び従業員の業績向上に対する意欲や

士気をいっそう高めること、並びに社外協力者の更なる当社への貢献を目的として、役員及び従業員並びに社外

協力者に対して新株予約権を付与しております。本報告書提出日現在における新株予約権による潜在株式数は

2, 421, 000株であり、発行済株式総数24, 062, 200株の10. 1%に相当します。

 権利行使についての条件が満たされ、これらの新株予約権が行使された場合には、将来的に当社の株式価値の

希薄化や株式売買需給への影響をもたらし、当社株価形成に影響を及ぼす可能性があります。

③ 税務上の繰越欠損金について

 当社グループは、本報告書提出日現在において税務上の控除未済欠損金が存在しており、当社グループの業績

が順調に推移することにより、期限内にこれら繰越欠損金の繰越控除を受ける予定であります。

 しかし、当社グループの業績の下振れ等により繰越期限の失効する欠損金が発生した場合は、課税所得からの

控除が受けられなくなります。その場合、課税所得に対して通常の法人税率に基づく法人税、住民税及び事業税

が課されることとなり、当社グループの当期純利益及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。

④ 財務制限条項による影響について

 当社が取引金融機関との間で締結している借入金契約には、財務制限条項が付されているものがあり、当該条

項に抵触し一括返済を求められた場合には、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響

を与える可能性があります。

( 6)重要事象等について

当社が取引金融機関との間で締結している借入金契約には、財務制限条項が付されているものがあります。当連

結会計年度末において、営業利益の低下及び多額の特別損失の計上により、有利子負債キャッシュ・フロー倍率の

条項及び単体純資産維持の条項に抵触したことから、当社グループには、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせ

るような状況が存在しております。

当社としては、このような状況を解消すべく取引金融機関と協議を行った結果、財務制限条項に係る期限の利益

喪失につき権利行使をしないことについて、当該取引金融機関の合意を得ております。

したがって、当社グループには、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。

(21)

5【経営上の重要な契約等】

( 1)技術援助等を受けている契約

契約会社名 相手方の名称 国名 契約品目

契約

締結日

契約内容 契約期間 備考

(連結子会社)

V- c ube Gl obal

Ser vi c es Pt e.

Lt d.

VI DYO, I NC. 米国

映 像 ・ 音

声 の 伝 送

に か か る

ソ フ ト

ウェア

平 成 26年

7月31日

ソフトウェア

使用許諾

対象ソフトウェア

を用いた商品の販

売開始から5年間

以後1年ごとの自

動更新

ロ イ ヤ リ

テ ィ と し て

売 上 高 の 一

定 率 を 支 払

( 2)企業結合等に関する契約

① 当社とパイオニアVC株式会社の合併契約

 当社は、平成29年11月24日にパイオニアVC株式会社との吸収合併に関する合併契約を締結し、平成29年12月

31日に合併しました。

 詳細は、第5 経理の状況 注記事項(企業結合等関係)に記載しております。

② BRAV I nt er nat i onal Li mi t ed株式に関する株式譲渡契約

 当 社 及 び V- c ube Gl obal Ser vi c es Pt e. Lt d. は 、 平 成 29年 12月 20日 に 、 各 々 が 保 有 す る BRAV I nt er nat i onal

Li mi t ed株式をBRAV I nt er nat i onal Li mi t edの代表者である陳 志剛氏に譲渡する契約を陳 志剛氏と締結し譲渡

しました。

 詳細は、第5 経理の状況 注記事項(企業結合等関係)に記載しております。

( 3)その他の重要な契約

① 財務制限条項が付された借入金契約

借入先

株式会社三菱東京UFJ銀行

株式会社みずほ銀行

(アレンジャー 株式会社三菱東京UFJ銀行)

株式会社三井住友銀行

契約形態 シンジケートローン契約 単独ローン契約

当初借入金額 1, 687百万円 581百万円

資金使途

Wi z l ear n Tec hnol ogi es Pt e. Lt d. の株式取得の

決済のためにV- c ube Gl obal Ser vi c es Pt e.

Lt d. に対して出資するため、その他当該株式取

得に付随又は関連して発生する諸経費の支払の

ため

アイスタディ株式会社の株式取得の決済の

ため、その他当該株式取得に付随又は関連

して発生する諸経費の支払のため

借入期間

自 平成28年4月25日

至 平成32年4月25日

自 平成28年10月31日

自 平成33年10月29日

担保の有無 なし なし

保証の有無

V- c ube Gl obal Ser vi c es Pt e. Lt d. が借入人

(当社)を保証

なし

財務制限条項 あり(注) あり(注)

(注)詳細は、第5 経理の状況 注記事項(連結貸借対照表関係)に記載しております。

② 地域中核企業活性化投資事業有限責任組合との資本・業務提携契約

 当社は、平成29年12月12日に地域中核企業活性化投資事業有限責任組合と資本・業務提携契約を締結し、平成

29年12月28日に同組合に対する第三者割当による新株式の発行を行いました。

a.資本・業務提携契約の目的

 同組合に対する第三者割当による増資を通じて当社の経営をより発展させ、もって当社の企業価値を向上さ

せる。

(22)

b.資本提携の内容

 当 社 は 、 第 三 者 割 当 の 方 法 に よ り 同 組 合 に 対 し 普 通 株 式 2, 970, 200株 を 割 り 当 て 、 同 組 合 は 払 込 金 額 総 額

1, 499, 951, 000円にてこれを全て引き受ける。

c.業務提携の内容

 同組合は、これまでの投資先支援で培われたノウハウを生かし、当社の業績改善に努めるものとする。ま

た、同組合の有限責任組合員である金融機関との連携強化により、当社が提供するビジュアルコミュニケー

ションサービスの提供機会の拡大を図る。加えて、当社は経営支援人材を受入れ、経営改善計画、成長戦略を

実施していくための具体的な施策の立案と実行の強化を図る。また、同組合が当社の取締役1名及び監査役1

名並びにオブザーバー2名を指名することができるものとする。

(23)

6【研究開発活動】

 当社グループは、ビジュアルコミュニケーションサービス事業の単一セグメントであるため、セグメント情報に関

連付けた記載を省略しております。

 当連結会計年度における研究開発活動は、主に、平成29年夏から提供を開始した統合型I CT教育ソリューション

「xSync Cl as s r oom」のプロトタイプ製作や、電子黒板等の部品試作を行ったものです。

 これらの研究開発活動により、当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費の総額は5, 499千円と

なっております。

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